舞鶴港にほど近く、東山の地下に掘られた地下壕を見学できる機会があったので参加しました。
旧海軍東山防空指揮所は昭和19年頃に作られたもので、この中で司令も出せれば寝泊まりも可能だった地下壕とのこと。戦後GHQが破壊を試みましたが硬すぎて放置。一部入り口は埋まっていますが、東山の斜面に穴がありそこから地下壕に入ることができます。
準備としては、長靴、作業服、ヘルメット、ライトが必要でした。
前島みなと公園あたりに集合しました。
ここから東山に入っていきます。普段は閉まっています。ここを入ると舗装された道路があり登っていきます。
山の上にたどり着くと、平らになっていて草原が広がっていました。砂利敷なので駐車場だったのでしょう。
そこから指揮所の入り口へ向かうために下っていきます。足元が若干悪いです。
そのまま進んでいくと地下壕の入り口があります。役所の人に鍵を開けてもらって入ります。
地下壕の構造はかまぼこ型の大きい空間。現在は1箇所が外に通じておりそこから入りました。
やや湿気を感じる内部です。
防空壕内部には鍾乳石も見られました。
鍾乳石(石筍)は100年で1cmと言われているが、コンクリートで覆われたこの環境では成長も早いのだろうか。
4Rと書かれた横穴は土で塞がれていました(下)。
穴を開けて、爆薬を差し込んで壊そうとしたが硬すぎて失敗したらしい。
長くいると圧迫感を感じるようになりました。見学は20分くらいで終了。
入るときには気づきませんでしたが、出入り口付近にはタイルが落ちていました。
参考
次回
蛇島。