2023年5月にJR東海&16私鉄乗り鉄たびきっぷを使って愛知県の愛知環状鉄道線に乗りました。
愛知環状鉄道とは
grokに沿革を書かせてみました。
愛知環状鉄道(通称:愛環)は、愛知県岡崎市の岡崎駅から春日井市の高蔵寺駅までを結ぶ鉄道路線で、1988年に開業しました。この路線の沿革を以下にまとめます:
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1976年:岡多線(岡崎-新豊田間)の旅客営業が開始され、これが愛知環状鉄道の前身となります。
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1988年:愛知環状鉄道株式会社が設立され、同年1月31日に岡崎-高蔵寺間が開業しました。この開業により、岡崎市、豊田市、瀬戸市、春日井市という中京圏の主要都市を結ぶ路線が完成しました。
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沿線整備と利用拡大:開業以降、愛環線はトヨタ自動車の本社や工場がある豊田市を中心に通勤・通学路線として利用が拡大しました。また、愛知万博(2005年)ではアクセス路線として役割を果たしました。
この路線は正式には「環状」ではありませんが、JR東海道本線や中央本線と合わせて名古屋都市圏の環状交通の一部を担っています。こうした背景を基に、愛知環状鉄道は地域の交通インフラとして重要な役割を果たしています。
環状でない理由も聞いてみました。
「愛知環状鉄道」という名前がついているにもかかわらず、なぜ環状でないのかという点について説明します。
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名称の由来:この鉄道の名前が「環状」と付いているのは、計画段階で名古屋市を中心に半円状に広がる形で複数の鉄道路線を組み合わせた「環状線」の一部を形成するというコンセプトがあったからです。具体的には、JR東海道本線と中央本線を結ぶ形で、名古屋市の東側に位置する半円状の鉄道ネットワークの一部を構成する意図がありました。
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実際の形状:しかし、愛知環状鉄道自体は岡崎駅から高蔵寺駅まで直線的な路線を取っており、文字通りの「環状」を形成していません。つまり、一周して同じ地点に戻ってくるようなルートではありません。代わりに、JRの路線と連携して、広義の「環状交通ネットワーク」の一部を構成しています。
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目的と利便性:路線の目的は、名古屋市から東へ伸びる主要な都市(岡崎市、豊田市、瀬戸市、春日井市)間を直接結び、通勤や通学の利便性を向上させることにありました。実際には、JRの駅と接続することで、広範囲の交通ネットワークの一部となり、名古屋市内へのアクセスを容易にする役割を果たしています。
したがって、「環状ではない」理由は、これが単独で一周する環状線ではなく、他の既存の鉄道網と組み合わさって一種の環状交通システムを形成する役割を担っているからです。
路線図
愛知県の岡崎駅から高蔵寺駅までを結んでいます。途中、豊田市やリニモの八草駅、名鉄瀬戸線新瀬戸と乗り換えができます。
岡崎駅
豊橋駅から移動し、9:42に岡崎駅に到着。
0番宣に愛知環状鉄道のホームがあります。
ICカードで乗車する場合は、ピンク色の機械にICカードをタッチする必要があります。
愛知環状鉄道の駅名標。
愛知環状鉄道のホームからはJRのホームが見えます。
車内&車窓
9:50発の列車にのりました。車内と車窓の様子を見ていきます。
新豊田駅
停車時間がありました。新豊田駅は名鉄豊田線の乗り換え駅です。
高蔵寺駅に到着
1時間と少しで終点の高蔵寺駅に到着。
JR中央線に乗ってさらに移動します。
今回使った切符
前回と同様にJR東海&16私鉄乗り鉄たびきっぷです。
参考
次回
明知鉄道乗りつぶし編。