2022年10月の終わりに、旅行支援があったので青森に行ってきました。今回の目的は、大湊線と南部縦貫鉄道をめぐりつつ、尻屋崎、恐山、十和田湖を訪問することでした。今回のシリーズも、前回と同じく時系列で進んでいきます。
今回は恐山。
恐山
名前は聞いたことはありますが、行ったことが無かったのでどういうところなのか確かめに行きました。ブラタモリも恐山を取り上げています。
日本三大霊場のひとつ、恐山。開基は慈覚大師円仁。車で向かっていると、宇曽利山湖に向かう下り坂で突然温泉の香り(いわゆる硫黄の香り)が車内に漂ってきます。
山門
9時前に恐山の入口に到着すると、窓口はすでに開いていました。入山料は500円です。
境内に温泉がある
山門の間に温泉があります。薬師の湯(男湯)、古滝の湯(男湯)、冷抜の湯(女湯)があります。木造の掘っ立て小屋です。土産物売り場でタオルが売っています。話を聞いたところ、熱いので、水をガンガン入れて冷まして入るのがよいのだそうです。
温泉は10月末日で営業を終了するとのことでしたが、その翌日の11月1日に行ったら営業していました。
温泉が流れている
さらに進むと山になっていて、白い岩が続きます。
火山ガスの吹出口が至るところにありました。
小石の山になっているところから火山ガスが吹き出しています。
宇曽利山湖はカルデラ湖。海底から出る火山ガスで強酸性になっています。
親方!地面から温泉が!
ここまで見たところで山門を出ました。
三途の川
ここから無料ゾーンです。恐山の入口に向かう間に見ることができます。こちらはあの世とこの世を繋ぐ太鼓橋。下を流れるのは正津川。
宇曽利山湖から流れ出る正津川があります。強酸性の川ですが、適応したウグイが住んでいるそうです。
まとめ
荒涼としていました。火山ガスで喉の調子がやや下り坂。ブラタモリで見たように電子機器がだめになってしまうのもうなづけるような硫黄の香りが漂っていました。
入山料は500円(大人)。小中学生は200円。開山期間は5月1日から10月31日。時間は朝6時から午後6時。筆者が訪れたのは11月1日でしたが営業しており当日は9時から開山でした。
次回
下北駅~野辺地駅。パクパク。