2022年10月の終わりに、旅行支援があったので青森に行ってきました。今回の目的は、大湊線と南部縦貫鉄道をめぐりつつ、尻屋崎、恐山、十和田湖を訪問することでした。今回のシリーズも、前回と同じく時系列で進んでいきます。
風間浦村の温泉に行ってきました。この析出がすごいオブ・ザ・イヤー2022を受賞しました(脳内調べ)。
風間浦村とは
本州最北端の村。東西20km、南北8km、総面積の約96%が山林・原野。明治22年(1889年)に下風呂村、易国間村、蛇浦村が合併。風間浦村となったそうな。
観光スポット
下風呂温泉郷
風間浦村の観光スポットは下風呂温泉郷が有名。硫黄温泉。作家井上靖がここの旅館に2泊して執筆、発表した「海峡」が有名。
下風呂温泉は大湯と新湯という銭湯がありましたが令和2年に閉館。海峡の湯が日帰り温泉で利用することができます。
他にもその周辺には旅館が何件があります。
井上靖文学碑
ここで海峡を執筆した作家井上靖の石碑があります。
桑畑温泉 湯ん湯ん♪
どうしてここまで紹介を引っ張っているのかって?そりゃあいい温泉だったので紹介したくないなーと思い読まれないような一番下に紹介を持ってきました。
正直下風呂温と桑畑温泉とどっちに行くか困りました。行きにくそうなところから行ってみました。
国道279号線、むつはまなすラインから少し坂を登り、高台にあります。標高は30メートルくらいです。
こちらが温泉建物の入口。
ふざけた名前してるな~(失礼)と思いましたが、名前に反していい湯でした。
入口にある券売機で入浴券を購入。さっそく温泉分析書が。源泉は36.5℃、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉でした。
内風呂と少しの露天風呂があります。北向きになっていて、対岸には北海道が見えました。露天風呂と同じ景色を御覧ください(下の画像)。
温泉は灰色~白色をしていました。析出が結構あり、浴槽の水面には庇みたいな析出がくっついていました。温度も少しぬるめなので長いこと入っていられます。
口コミサイトを見てみると地元民のマナーが悪いらしい。地元民らしき人が一人入ってきたのみで特にマナーがどうとかは感じず。午後3時半くらいに行ったので人が少なかったのかも。
まとめ
シャンプー、ボディーソープがあるので、手ぶらで入ることができます。入口ではタオルも売っています。
休憩処、食事処も併設されていて営業時間も夜8時までです。夜は漁火が見えるらしいです。
入浴料
大人 400円
中人 150円(小学生就学児)
小人 60円(3歳以上~未就学児)
営業時間
温泉営業時間:午前11時~午後8時(12月~3月は露天風呂休業)
食堂営業時間:午前11時半~午後2時・午後5時~午後7時半
定休日:毎週水曜日 祝祭日の場合は翌日
アクセス・地図
車で行くのが楽。下北駅から車で45分くらい。
バスなら、下北交通 佐井線(むつ〜大間〜佐井)で、下北駅から1時間15分くらい。桑畑バス停下車、徒歩で5分ほど。といっても温泉は高台にあるので坂を登らないとたどり着きません。もしかすると、桑畑バス停の横にある八幡宮から上がる道もあるかも。
おまけ。
湯ん湯んの駐車場入口のところから海を見ました。15時半くらいですが北向きなので暗くなるのも少し早い気がしました。
次回
奥薬研温泉かっぱの湯。洗い場なし露天風呂のみ川が見えるという湯。