「A列車で行こう」に乗って三角駅へ。車内の様子や車窓などを見ていきます。
前回
熊本電鉄で元地下鉄などに乗車しました。
今回
A列車で行こう5号に乗車します。
特急A列車で行こう
熊本~三角(ミスミ)まで走っている特急列車です。途中、宇土駅に停車。熊本駅~宇土駅まで鹿児島本線、宇土駅から三角線になります。
公式サイトの説明をそのまま持ってくると:
ジャズの名曲「A列車で行こう」にちなんで名づけられたこの列車の「A」には、2つの意味が込められています。
1つは、「天草 (Amakusa)」の「A」。16世紀から南蛮文化が渡来した天草の地を走る列車として、ヨーロッパをイメージした装飾がちりばめられています。 もう1つは、「大人 (Adult)」の「A」。大人の旅を演出するバーカウンターでワンランク上の旅を体験することができます。
「Aハイボール」を片手に、ゆったりとフリースぺースのソファーで列車にゆられていると、たどり着くのは“三角(みすみ)駅”。明治時代からある木造の駅舎の高い天井と、大きな窓に圧倒されます。何ともおしゃれなこの駅の先には海が広がり、その先の三角港では「シークルーズ号」がお出迎え。 列車から、船へとトータルデザインされた「天草宝島ライン」で、天草を目指す旅に出発しましょう。
料金は
全席指定席で乗車券と指定券で片道2,540円です。繁忙期は少し高くなります。熊本から三角まで40分程度で到着します。
今回はみんなの九州きっぷで指定しました。2両編成で、熊本方面の1号車にはバーカウンターやソファー席があります。
熊本駅からA列車に乗る
「A列車で行こう」は長いのでここから「A列車」と表記します。熊本駅の切り欠けになっているホームが三角線が発車するホームになっています。
ホームを移動しました。
しばらくするとA列車がやってきました。
A列車でいこう5号 熊本14:37発、三角駅行き。
外観を見る
まずは外観から。黒ベースで金色の装飾です。車両はキハ185を改造したもの。元々高松にいたもの。
車内のようす
車内の中は改造を施していますが、空調などの施設はそのまま。
4人掛けのボックス席があります。
ボックス席の横はソファー席、キッズチェアがあります。こちらはフリースペースです。
キッズチェア。
1~2号車の間。向こうに見えているのはバーカウンター。手前にトイレもあります。
1号車のバーカウンターのあたり。写真の左側がバーカウンター。
これがバーカウンター。バーカウンターではハイボールを注文することができます。お土産も販売しています。電車は揺れるので停車中に写真を撮るとよい(それはそう)(走行中なので写真がぶれている)。
バーカウンター近くのフリースペースのソファ。
こちらは進行方向の先頭車両。
そこまで人は乗ってませんでした。7列あります。
車窓から
宇土駅から進むと右手に有明海が見えてきます。
このあと突然として標高を上げ、山の中に突入します。
その後、また海に出ます。まもなく三角です。
三角駅に到着
三角駅です。ホームです。
崎津天主堂・海豚・鯛が有名。
みすみの由来が書かれています。
改札口にはのれんがかかっています。
三角駅の駅舎。
三角駅の地図はこちら。
三角駅のその先へ
ここからは折り返して熊本に戻ります。さらに先に行きたい、天草を観光したいという場合を解説します。
モデルコースとして天草へ
A列車に乗って、三角駅の目の前からフェリーで前島(松島)に行くというモデルコースがあるそうです。A列車が到着するとフェリーに乗り継げるようになっています。
バスで移動する場合
産交バス
産交バスのバス停があるのでそこからさんぱーるまで移動できます。さんぱーる近くには天草資料ミュージアムがあります。
www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp
快速あまくさ号
駅から徒歩15分ほどのところ(坂道を登らないといけない!)の「五橋入口」バス停から産交バス(快速あまくさ号)に乗ると天草区役所(天草の中心部)まで移動することができます。
なお、逆方向のバスに乗ってしまうと、熊本市内のSAKURA MACHI Kumamotoに運ばれます。
駅前にレンタカーがある
A列車でハイボール飲んでないですか!大丈夫ですか!
駅前にレンタカー屋があるので便利です。完全予約制です。
次回
A列車の折り返し時間があるので、三角駅周辺を観光。特にA列車がどのように留置されているのかが注目ポイントです。