前回は桜島にある新島に行ってきました。そのあとフェリーで鹿児島市内に入り、そこから北上して仙巌園に行きました。とても良く晴れた暑い日でした。
仙巌園とは
公式サイトを見ていただいたほうが早いです。
薩摩の大名である島津氏が作った庭です。入場料(1000円)の他に御殿入場券(500円)を買うと、御殿の中にも入れます。隣には「尚古集成館」があります。当時の機械工場があったところです。集成館についてもあとで触れます。
仙巌園入口でチケットを購入
仙巌園の入口でチケットを購入します。インターネットで事前購入すると100円安いですね。
錫門は錫を葺いて造られていました。錫は薩摩の特産品です。江戸時代は藩主とその息子だけが通ることができる特別な正門でした。(パンフレットによる)
薩摩と錫についての参考:
御殿を見学
御殿があります。これは500円払って見たほうがいいぞ。特に庭が素晴らしい。
ちなみに、御殿のチケットがなくても入口で買えます。
旧集成館
御殿をあとにして、お土産どころをスルーして集成館へ。チケットを買った入口を抜けてまっすぐ行ったところにあります。
この反射炉は、28第当主・島津斉彬が大砲を作るため造った施設です。実物を見ずにオランダの書物だけを見て建設したとのこと。
この他にもガラス工場、紡績、蒸気機関の研究所を作り、集成館を構成しています。
鹿児島 世界文化遺産オリエンテーションセンター
反射炉の横にあります。反射炉の構造を解説している施設です。
尚古集成館(しょうこしゅうせいかん)
こちらは仙巌園の外にあります。内部は撮影禁止なので特に写真はありません。内部は集成館を構成する研究所群の展示、薩摩切子や島津家の家系図などが展示されていました。
まとめ
適当にまとめておきます。
- 仙巌園に入るなら、御殿も必見。大名も同じ景色を見ていた
- 仙巌園・御殿・反射炉を含めて少なくとも見て回るのに1時間以上かかる。ただでさえ敷地が広い
- 集成館は島津斉彬によって興された近代式工場群。反射炉で大砲などを製造した。ヨーロッパ諸国が植民地化を進めていたことに対抗したもの
- 時代背景や島津家、島津斉彬のことを調べてから行ったほうが楽しめる
- 旧集成館反射炉跡・旧集成館機械工場・旧鹿児島紡績所技師館を構成する旧集成館は世界遺産に指定されている
参考
次回
鹿児島の有名スポット・城山に行ってみます。