ときは2023年1月、横川駅に立ち寄りました。駅の目の前にある、あのお店!そう、峠の釜めし本舗 おぎのや横川本店です。ではどうぞ。
おぎのやとは
明治18年に横川駅構内で駅弁「おむすび」を販売開始したしたおぎのや。昭和32年に「峠の釜めし」を販売。昭和33年に昭和天皇が富山国体に向かうために横川駅で積み込んだのだ特別な「峠の釜めし」でした。皇太子殿下(当時)が軽井沢で静養されるとき「峠の釜めし」を召し上がることが恒例となりました。これまでに1.7億個を発売しています。
峠の釜めしは陶器に入っており、食べたあとの陶器でご飯を炊くことができます。当時は電車での移動は長旅だったため「温かい弁当を食べたい」という声が寄せられました。そのため、保温性の高い陶器の器が採用されました。
そのうち「重くて持ち運びたくない」という意見が出たため、より軽いパルプモールドの容器が誕生しました。サトウキビの搾りかすや竹の子の皮などを原料とした通常では産業廃棄物とされる素材から作られています。
おぎのやといえば「峠の釜めし」が有名です。他のメニューもあります。峠の親子めし、峠の鶏めし、玄米弁当、峠の鳥もも弁当やおにぎりがあります。
おぎのや横川本店で定食を
信越線・横川駅前にあります。横川駅を出ると店舗があります。
14時くらいに到着して入ってみると店内に人の気配はなく。店員さんがいましたよかった。早速、峠の釜めし定食を注文しました。「峠の釜めし」単品の注文の場合はお持ち帰りのみになります。
峠の釜めし定食を食べる
峠の釜めしが定食になるとはどういうことかと思いました。そのまま出てきました。
定食には、峠の釜めし定食と、みそ汁、碓氷峠の力餅が1個ついてきます。碓氷峠の力餅とは、碓氷峠を往来する人に峠の茶屋でふるまわれていたとされます。こちらもおぎのやの販売している商品です。北海道産の小豆が使用されています。
営業時間と近所の店舗
峠の釜めし本舗 おぎのや横川本店
峠の釜めし本舗 おぎのや横川本店の営業時間は10時から16時(ラストオーダーは30分前)。火曜日定休。
横川駅売店
横川駅に併設されている「横川駅売店」もあります。こちらの営業時間は10時から16時(諸説あり)。
夕方に行くとどちらの店舗も閉まっているのでご注意ください。閉まっていてお腹が減っている場合は、近くに松一食堂という町中華があります。
次回
碓氷峠鉄道文化むら。 おぎのや横川本店から徒歩3分くらい。