2022年6月30日から与論島に行きました。今回のシリーズはそのときの様子をまとめたものになります。第9回はヤゴーです。なんでしょうか。
屋川(ヤゴー)
ここのわき水は与論世之主が築城時代から使用されたと伝えられて城集落の生活用水として使用されていた。またこも水は南海岸のウジジ浜に流出している。
小さい島だと飲水に苦労します。水のあるところに集落ができます。
前回の与論城跡やサザンクロスセンターの近くにあります。場所はものすごくわかりにくいので、google mapなどをお使いください。とにかく与論の道はくねくねしています。
まずは、城自治公民館を目指してください。その裏に屋川があります。駐車場もあるようなないようなところです。
公民館の裏に続く道を進むと下ります。
石碑があります。当時は小雨が降っていました。
石碑の裏側に獣道のような下り坂があり、その下が屋側のようでした。
少し降りてみましたが、雨のため足元が滑りるのでこの辺で引き返しました。
水が流れていたり、溜まっている様子はここからは確認できませんでした。
参考
沖縄や鹿児島でゴーとかカーといえば井戸のことです。小さい島だと、どの島も水の確保が重要でした。
沖永良部では住吉暗川(すみよしくらごー)という水汲み場がありました。
沖永良部のほーは川の意味だそうです。瀬利覚(せりかく)がジッキョになった由来などを書きました。「せりかく」に似た地名は沖縄県にいくつかあります。ここからは沼なので各自ハマってください。
宮古島のムイガーには湧水があります。
同じく宮古島の水汲み場は「あま井(がー)」と呼ばれています。水道が通る前はこの水を利用していました。
旅行記でまとめていないところだと、同じく宮古島の成川井(なりかわがー)があります。参考:
https://www.city.miyakojima.lg.jp/gyosei/mayor/oshirase/files/P04-P09_1.pdf (6ページ)
次回
ハジピキバンタ(舵引き丘)。