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日高本線廃線巡りリベンジ(1)様似駅(観光案内所)

 以前に日高本線廃線巡りをしましたが、時間切れになり一部の駅を見ることができませんでした。今回はそのリベンジです。日高本線の終点・様似駅から始めていきます。

様似駅

様似駅

 まじで一駅ごとにやっていくの!?というツッコミが聞こえてきそうですが、記事のストックが少なくなってきたので一駅ごとに見ていきます。

 2023年11月に訪れましたが、様々な事情で時間切れ。浦河駅・東町駅・日高幌別駅・鵜苫駅・西様似駅の5駅に行けませんでした。今回は様似駅から苫小牧方面へ、順番にたどっていきます。

日高本線とは

 日高本線は、苫小牧駅から様似駅までの146.5kmを結んでいた路線です。大正時代に開業した2つの軽便鉄道(苫小牧軽便鉄道と日高拓殖鉄道)がルーツで、1937年(昭和12年)に様似駅まで延びて全線がつながりました。沿線は競走馬の牧場が多く、車窓から馬が見える路線として知られていました。

 ところが、2015年1月の低気圧による高波で、厚賀駅〜大狩部駅間の線路の下の土砂が流され、鵡川駅〜様似駅間が不通になりました。翌2016年には台風が相次いで被害がさらに広がります。復旧には約86億円かかると見積もられ、維持費の負担についても地元と折り合いがつきませんでした。

 結局、列車は一度も戻らないまま、2021年4月1日に鵡川駅〜様似駅間の116kmが廃止されました。全通から約84年での幕引きです。それまでの6年間は代行バスが走っていて、廃止後はそのまま路線バスに切り替わっています。

 現在の日高本線は、苫小牧駅〜鵡川駅の約30キロメートルです。

様似駅とは

 様似駅は日高本線の終点で、苫小牧駅から146.5km。1937年(昭和12年)の開業です。苫小牧駅から普通列車で3時間以上かかる、まさに「最果て」の終着駅でした。

 実は開業当時、線路はここで終わる予定ではありませんでした。さらに襟裳岬方面へ延ばして、広尾線の広尾駅とつなぐ計画があったそうです。結局その区間は作られず、広尾線のほうも1987年に廃止されています。

 国道336号から少し入ったところにあります。地図アプリで「様似観光案内所」と検索すると出てきます。

様似駅の駅舎

 当時の建物がそのまま残っています。きっぷ売り場はバスのきっぷ売り場となっており、横では観光案内所とお土産屋さんが営業しています。

様似駅の駅舎

 駅前にはJR北海道バス(日勝線)の乗り場があり、静内方面や襟裳岬・広尾方面へのバスが発着しています。

 駅舎の裏には、ホームや線路もほぼそのまま残っています。ただし廃止後はホームに立ち入れないので、外から眺めるだけになります。

様似駅の駅舎の中には何があるのかな

 キハ40-1701の座席や、ウマ娘のパネルがありました。

 キハ40形は国鉄時代に作られたディーゼルカーで、北海道のローカル線ではおなじみの車両でした。1700番台は、北海道向けの車両をワンマン運転用に改造し、さらに寿命を延ばすリニューアル工事をした車両です。

キハ40-1701号の座席

 ウマ娘のパネルは、襟裳岬の風の館にもありました。様似町を含む日高地方は、国内の競走馬の約8割を生産する馬産地です。地域の各地にパネルが置かれているので、駅巡りのついでに探してみるのも楽しいかもしれません。

メジロマックイーンのパネル

前回に訪れたときのようす

 雨が降っており、日が暮れて真っ暗になっていました。様似駅に着いたのは16時半ごろでしたが、11月の北海道ではもう真っ暗でした。この後レンタカーを返しに1時間半かけて鵡川駅まで戻りました。

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次回

 隣の西様似駅へ向かいます。

西様似駅 駅舎跡

 

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旅行日2025/06/15 記2026/10/08