徳之島、異様な地質はまだまだ続きます。まだ完全に解明されていない地底洞窟をご紹介します。
陸の中の海 ウンブキ
場所
空港のすぐ近くにあります。空港から車で2-3分、歩いても10-15分くらいしょうか。
ウンブキとは?
陸の中の海 ウンブキとあります。駐車場も3台くらいあります。日本最大級の水中鍾乳洞です。もともとは鍾乳洞でしたが、長い年月の間に海の水が入り込みました。そのため汽水域となっています。このような洞窟のことをアンキアライン洞窟といいます。海水が満たされる前には人間が生活していた痕跡が残っており、水中から土器が発見されました。アンキアライン洞窟では独自の生態系があり、まだ発見されていない生物がいる可能性があります。400メートル先で海につながっています。もちろん潮汐の変化で水面が上下します。
現在探索が行われていていますが、全貌がわかっておらず、また海への出口は見つかっていません。
入ってみます
といっても、水面のところまでですが。
この下り階段の部分は陥没ドリーネです。陥没ドリーネとは、侵食が進んで天井が崩れてしまった鍾乳洞のことです。奥に進むとこんな光景が。
近づいてみましょう。投光器があります。
この水中洞窟は全容がまだわかっていないため、これからの探索に期待です。まだまだ新種の生物がいるかもしれません。
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次回
西郷隆盛上陸の場所など。