タイトル長い。北九州の門司港、関門海峡の辺りを走っている観光鉄道に乗りました。トロッコ列車です。

路線図
門司港近くの九州鉄道記念館から関門海峡めかりまでの路線です。

平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線とは
門司港駅から和布刈(めかり)公園より田浦港まで貨物線がありましたが平成17年に休止。この路線に観光列車を走らせたものが平成筑豊電鉄門司港レトロ観光線です。開業は平成21年。全長は2.1キロメートル。
運行日は土日祝日、夏休みやゴールデンウィークなどの時期です。運転は10時から17時くらいの運行で30分おきに11往復。所要時間はおよそ10分。片道大人300円、小児(小学生)150円です。
潮風号は2両編成で合計座席数は78席。12名以上は団体予約ができます。個人で乗るときは着席定員制なので満員になった場合は乗れません。
九州鉄道記念館駅
JR門司港駅から徒歩2分くらい。駅を出て右手に進むと乗り場があります。


駅に行ってみると潮風号がやってきました。

駅の横に券売の窓口があって切符を購入。一日乗車券が600円だったのでそれを買いました。さっそく乗り込みます。並んでいたら案内されました。


天井があるので雨の日でも安心。

出発するとゴトゴトを音をたてて走ります。

出光美術館駅
隣の駅、出光美術館駅です。

出光美術館があります。東京にある出光美術館駅は現在休業中です。
年間スケジュールがあり定期的に美術品の展示が変わっています。
出光美術館駅を出発すると関門橋が見えてきます。

対岸は山口県です。

トンネルに入ります。車両の天井が光ります。

関門海峡めかり駅
ノーフォーク広場の写真は撮影し忘れました。10分で終点に到着。九州最北端の駅、関門海峡めかり駅に到着しました。


折り返し乗車はできないので一旦下車。


駅の前には和布刈バス停があります。

駅前のようすです。

眼の前には海があります。

車両展示
電気機関車が展示されています。


昭和36年6月に鹿児島本線門司港〜久留米の交流電化が完成、同時に山陽本線、小郡(現 新山口)〜下関間の直流電化が完成しました。
両区間の接点が関門トンネルの九州側入口(門司駅構内)になったため同区間を直通して使用できる交直流共用で関門トンネル専用の電気機関車として開発されたのがEF30型です。また、本型式は世界初の量産型交直流電気機関車です。ここに展示しているのは1号機で試作車です。なお、市内門司区九州鉄道記念館に展示しているのはEF1035号機の弟分で同機とともに北九州市にとって由緒ある電気機関車と言えます。当時のイメージを再現するために同時期に活躍していた客車を連結させています。電気機関車 EF30 1
製造年月日 昭和35年3月16日
製造所 三菱電機三原工場
最大長 17,860mm
最大幅 2,800mm
最大高 3,550mm
重量 96,000kg客車 オハフ33 488
製造年月日 昭和23年3月
製造所 日本車輌
最大長 19,500mm
最大幅 2,900mm
最大高 2,860mm
重量 31,000kg

門司港駅
単に折り返してきて門司港駅にやってきました。

旅程検討(反省会)
このあとは山陽本線で本州に入りました。
後ほど今回の旅程を検討したところ、関門海峡めかり駅から関門人道トンネルに抜けるルートがあり、ここを通れば本州に上陸することができました。

今回の旅程を一部だけ取り上げると、門司港駅=>九州鉄道記念館駅(平成筑豊電鉄門司港レトロ観光線)関門海峡めかり駅<折り返し>門司港、九州鉄道記念館、下関、山口宇部の順番だったので、順番を組み替えれば行ったり来たりしなくて済む旅程になったかもしれません。
次回
九州鉄道記念館。時間が溶ける!大変だ!