北海道にある札沼線(さっしょうせん)は、札幌市の桑園駅から留萌本線の石狩沼田までを走っていた路線でした。主な駅を示すと、
札幌=(函館本線)=桑園=(ここから札沼線)=当別=北海道医療大学=石狩月形=新十津川=雨竜=石狩沼田
となります。新十津川駅から石狩沼田駅間は1972年に廃線、北海道医療大学駅から新十津川駅までは2020年に廃線となりました。現在は桑園駅から北海道医療大学駅までの13駅は電車が走っています。
今回は、北海道医療大学駅から新十津川まで各駅を見に行きます。果たして駅舎は残っていたのか!?衝撃の現実を刮目せよ!
2022年11月のことでした。現在は駅舎がないかもしれません。
北海道医療大学駅
石狩郡の当別町にある駅です。待合室があります。
発車案内は液晶ディスプレイでした。焼き付かないのかな。
改札です。ホームは2つあります。ICカードが使えます。
改札を出ると、すぐに北海道医療大学に続く廊下があり雨に濡れずに大学に入ることができます。ちょうど推薦入試が行われており、大学の入口にいた人から保護者の方ですか?と声をかけられるなどといった事件がありました。
駅前にはバス停があります。
下段モータースという会社が旧札沼線の交通を担っています。このバスに乗ると、石狩月形駅までたどり着けます。
石狩金沢駅
北海道医療大学駅からそのまま車で5分ほど進んで右に曲がります。線路の向こう側は国道275号線があります。
ホームは残っていました。
駅舎は残っていませんでした。
線路はそのまま残されていました。横にはソーラーパネルがありました。
本中小屋駅
ここからしばらくは国道275号を北上することになります。
中小屋ミルクソフトが目印。その奥に駅のロータリーらしき敷地が残っていました。その奥にひっそりとホームがありました。
線路もありました。
当時ののりば案内がありました。
中小屋駅
車で5分ほど。中古屋郵便局が目印です。郵便局の向かい側にあります。中古屋駅です。ホームと階段がありました。立入禁止になっていました。
駅の前でボール遊びをしている子供がいました。また廃線めぐりと思われる人たちの車がありました。
月ヶ岡駅
またしても国道275号をまっすぐ。月ヶ岡交差点の左側にあります。駐車場があり、当時はトラックが1台停車していました。
下段モータースのバス停がありました。
バス停の後ろに踏切が残っています。
知来乙(ちらいおつ)駅
国道275号線を進んで左に折れて少し進むとあります。更地になっていました。
ちょうど取り壊されたようです。
石狩月形駅
間に合いませんでした。駅舎が解体されていました。
ホームはかろうじてのこっていました。
20メートルくらい離れたところにバス停がありました。下段モータースの月形当別線、しのつバス、中央バスのそれぞれのバス停です。
次回は豊ヶ丘駅から新十津川駅
長くなったのでここまで。次回は豊ヶ丘駅から新十津川駅まで。