ここまでのあらすじ
瀬戸内でクルーズが昨今の事情によりキャンセル。飛行機のチケットだけが手元に残ることになりました。行きのチケットで高松に行き、うどんを食べました。
今回は栗林公園に行ってみます。高松には何度も行っていますが観光のチャンスがなくて今回初めて行きました。庭園の案内付き1時間コースで見てきました。2時間あると全部見れるらしいですよ。
- ここまでのあらすじ
- 栗林(りつりん)公園とは
- 入り口
- 商工奨励館をスルー
- 鶴亀松を遠くから眺める
- 箱松・屏風松
- 北湖
- 紫雲山の滝
- 掬水亭(水を掬すれば月手に在り)
- 大正天皇お手植松
- 吹上亭の横で湧き出る水
- メインイベント・飛来峰
- 参考
- 次回
栗林(りつりん)公園とは
国の特別名勝として最大の広さを誇る大名庭園です。高松藩主松平家の別邸です。いつもは高松城にいますが、ことあるごとに来ていたそうです。その後、明治8年に開園。一步一景としてすべてが見どころとなっています。
隣には紫雲山があり、その山を借景に庭を鑑賞します。公園の横には川があり、伏流水が流れ込んでいます。現在の川は暗渠になっていてその姿を見ることはできません。
入り口
大人一般で入ると410円です。キャッシュレスも対応しています。
庭園に入るとおじちゃんが暇そうにしていて案内してくれるというので頼みました。通常2時間かかる案内だそうです。今回は1時間でお願いしました。
商工奨励館をスルー
少し進むと商工奨励館が右手にあります。 写真は本館です。この横に西館・北館・東館があり、栗林公園のみどころなどを紹介しています。レセプション会場やカフェも併設されています。
鶴亀松を遠くから眺める
鶴亀松を通過。石組みの上に黒松を植えたもの。石は亀を、黒松は羽を広げた鶴を表現したもの。
箱松・屏風松
手前が箱松。奥は屏風松。ここまで松が続くと、赤塚先生の六つ子の風格がでてきますね。300年以上の手入れによってこのような姿が保たれています。
北湖
屏風松のすぐ後ろにある池です。池には前嶼と後嶼という島があります。その奥に芙蓉峰を置き、富士を縮景しています。
紫雲山の滝
よく見ると紫雲山から滝が流れています。このくらいの山だと滝が流れてくることはあんまりないです。実は水を汲み上げて落としています。滝となっています。
松平家の別邸だったころは、お殿様がやってくると水を汲み上げて上から落としていたそうです。大変ですね。
掬水亭(水を掬すれば月手に在り)
唐詩の一句「水を掬すれば月手に在り」より。ここから南湖がきれいに見えるそうです。歴代の藩主が茶を嗜んだところです。当時はトイレがなかったので大変だったそうです。昭和になってから天皇が来ることになって工事して取り付けたとかなんとか。
こちらが掬水亭の湖側。菊水亭でお茶が飲めるようです。湖に面しているところは船の形になっているんだとか。
大正天皇お手植松
お次は大正天皇お手植松です。例の六つ子もここまでくるとひれ伏しそうな感じがします。1903年、大正天皇が植えたものです。大正天皇以外にも松を植えていますが残っているのは一部。
吹上亭の横で湧き出る水
吹上亭というお土産屋さん&レストランがあります。
すぐ横に水が滾々と湧き出しているスポットがあります。吹上といいます。
この場所は川底だったため、伏流水を見ることができます。また、川の底にある石はもともと白いものでしたが赤茶色になってしまいます。苔が生えてしまうそうで、磨いても磨いても赤茶色になってしまうそうです。
メインイベント・飛来峰
吹上亭をすぎると栗林公園で一番見ていただきたいとガイドのおじちゃんに言われた
飛来峰です。富士山に倣って造られた築山です。ここから紫雲山、掬月亭、偃月橋が一望でき、ビュースポットとなっています。ではどうそ。この景色もお殿様も見ていたそうです。
気づきましたか!なんと人がほとんどいません。びっくりですね。
飛来峰を下るとこんな立て札が。
ミシュラン三つ星ですって奥さん(誰だよ)。ここでガイドのおじさんから質問があります。日本三大庭園は何でしょう。庭園好きなら答えられますよね?ちなみに筆者は庭園に明るくないので答えられませんでした!ってか他の庭園行ったことないんだった!
参考
詳しい栗林公園の歴史(PDFファイル):
https://www.my-kagawa.jp/files/user/site/8b1105d3b2b03c8a448ab02161e05b91fa437af8.pdf
次回
琴平電鉄栗林公園駅へ。